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現在、自動車、産業機械、消費者向け電気機器など、量産によるグローバル化が進んだ工業製品は、適切なメンテナンス方法の確立、トラブル発生の予防対策など、製造側がコントロールするために多くのエネルギーが必要とされています。逆に使用側も、トラブルによる停止時間(ダウンタイム)の短縮や、タイムリーかつ正確な保守情報の入手といった課題を抱えております。ダイテックは、製造側と使用側をつなぎ、保守に関わる情報を制作・管理・運用する環境を構築する『保守点検ソリューション』を提案しています。

サービスの内容

遠隔でもトラブルシュートできる保守力を供給

IoT(Internet of Things)技術を利用して、最新の故障情報に対する熟練作業者などの対策手法をデータベース化して資産として管理します。構築された多量の故障対策データを共有することで、遠隔地からでもネットワーク下であれば、同様の故障対策ができる保守サービスの構築を支援します。

お客様に喜ばれる保守管理サービスを提供

故障対策、定期保守、部品情報など保守管理情報をデータベース化し、クラウドサーバーで一元管理することで、グローバルでタイムラグのない保守管理メニューを準備し、お客様に有益な保守サービスの構築を支援します。

技術資料制作集団の技能の集積を注入

四半世紀に亘り、自動車、産業機器、家電製品など、さまざまな業界の製造メーカの技術資料を供給してきた経験の中で蓄積したノウハウを多角的なソリューションに投入します。

保守管理サービスの概念図(例)

保守点検ツールとして電子機器を利用

概要

故障を予防する データベースや機器データを利用した予防保守
故障被害を最小限にする 的確な故障診断による短期間で適格な保守対策
情報の統合・共通化 情報の統合による共通データベースの構築
作業コストの低減 技術情報を作成する手間と労力を削減
情報、物、人の分業化 情報作成・管理、保守作業、情報機器の分業専任化
過去の資源や人的資源の効率的な運用 情報管理、情報作成、保守作業をIoT で繋いで効率的な運用を実現

コンセプト

情報を電子化し共有化する技術が、IoT(Internet of Things)によってさらにレベルアップしたことで、今まで不可能であったサービスが可能となりました。『保守点検ソリューション』を構築するために、下記のように情報コンテンツを制作して、運用の道具として活用できるようにします。

保守管理情報をデジタル化

・統一データベースによる保守情報の共有化、制作・編集、分析、解析、予測
・遠隔地からの利用を実現
・ペーパーレス化の推進
・保守管理情報の作成、流用、管理の簡便化

電子機器や新技術の利用

・通信端末機能の利用(ウェアラブル、タブレット、スマートフォン)によるユーザビリティ向上
・AR(仮想現実)やVR(バーチャルリアリティ)、3D 画像の利用による分かりやすさ向上
・遠隔通信技術の利用による利便性と可用性向上

保守管理方法の改善

・情報機器を利用した効率的な保守管理(保守作業)
・分業化による保守管理費用の低減
・情報機器を利用した保守要員のスキルアップ
・情報機器を利用した保守熟練者の技能の再利用

保守管理サービスの体系(例)

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