ビジネスライティング研修

文書でのコミュニケーションは、日々の仕事で欠かせないものです。誰かに依頼したり、報告したり、提案したり、質問したり…。顔が見えず声も聞こえない相手に対するコミュニケーションとして、文書の善し悪しが「相手との関係」に影響を与えます。同時に、仕事の成果にも影響を与えます。ダイテックは、仕事の成果に結びつくためのビジネスライティングを指導します。

私たちは毎日のように文書を作成しています。仕事の中でも多くの時間を占める文書作成の課題が残ったままになっていませんか? これらの課題を克服することで仕事の成果向上につながると思いませんか?

・文書やメールを書くのに時間がかかる。
・苦労して書いたのに相手に理解されなかった。
・なぜかクライアントを怒らせてしまった。

情報が正しく伝わらなければ仕事は成り立ちません。ビジネスライティングのゴールは、「相手に負担をかけずに正しく情報を伝え、意図した行動をとってもらう」ことです。文書の目的が依頼であれば受諾、相談であれば解決策の提示、提案であれば合意…といった、意図した結果につなげる文書を作成できれば、仕事の成果につながるでしょう。ビジネスライティングは、社会人には不可欠な能力と言えます。

ダイテックのビジネスライティング研修では、「相手に負担をかけずに正しく情報を伝え、意図した行動をとってもらう」技術を学びます。そのためには、ビジネス文書の役割を正しく認識した上で、効果的な戦略を立て、分かりやすく伝わる文書を作成することが重要です。この研修では、次の3ステップで学習します。(2日コース)

1.ビジネス文書の役割と影響を理解する【基礎知識】

まず、ビジネス文書という「ツール」の特徴や役割を理解していなければ、使いこなすことはできません。最初のステップは、基礎知識の習得です。

・ビジネスライティングとは
・ビジネスライティングが与える影響
・相手に「意図した行動」をとってもらうためには

2.戦略を立てる【技術習得】

意図する成果を獲得するためには、しっかりした戦略を立てる必要があります。このステップでは、戦略を立てるための考え方やアプローチ方法を学びます。

・ゴールは何か? 何ために伝えるか? 伝えた結果、何を期待しているのか?
・相手はだれか? 相手を選ぶ。相手に対する深い洞察(立場、価値観、機嫌など)
・何を伝えるか? 趣旨、要点、根拠(どこまで伝えるか?)
・どう伝えるか? 対面か? メールか? 電話か? その方式は?
・いつ伝えるか? 適切なタイミングはいつか?

3.ライティングする【技術習得】

このステップでは、「相手に負担をかけずに正しく情報を伝え、意図した行動をとってもらう」ライティング技術を学びます。

・読みやすさ 相手に負担をかけないための留意点
・分かりやすさ 分かりにくい文書と分かりやすい文書の違い(論理的、相手の分かる言葉、シンプル、端的で具体的、SDS法・PREP法など)
・共感しやすさ/納得しやすさ 手続き的な文書では足りない場合、相手の感情への働きかけが必要

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