ダイテックのマニュアル診断サービスは、製品の取扱説明書や警告ラベルなどの不備(欠陥)の有無を診断し、必要な対策を提案します。 診断の結果、欠陥の有無や欠陥箇所が明確になるため、リスクを最小化するための行動計画を立案できるようになり、以下の目的が達成されます。
マニュアル診断は、使用説明の国際規格であるIEC 82079.1-2012(使用説明の作成-構成,内容及び表示方法-第1部:一般原則及び詳細要求事項) をベースに実施します。必要に応じて、米国のANSI Z 535.6:2006(製品マニュアル及び取扱説明書並びにその他の付属資料の製品情報)または中国国家標準であるGB 5296シリーズ(消費生活用製品の使用説明)の要求に従って診断します。
マニュアル診断の対象となる資料は以下のとおりです。その他の資料についてはお問い合わせください。
マニュアル診断の根拠となる国際規格、IEC 82079.1-2012が規定している項目の概要は以下のとおりです。それぞれの項目について、さらに詳細な規定があります。
リスク分析 | 取扱説明書など使用説明に関する国際規格(IEC 82079.1-2012) または米国ANSI や中国GB 規格の要求事項を基に取扱説明書を診断し、現状の取扱説明書の問題点(リスク)が可視化される。 |
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目標設定 | 使用説明に対する国際規格や各国の規格要求事項を関係者が理解し、自社が目指す取扱説明書の姿が明確になる。 |
改善実施 | 具体的な改善計画や優先順位を明確にして、取扱説明書を改善することで、リスクを最小化することができる。 |
診断 | 取扱説明書に関連する国際規格(IEC 82079.1-2012)、または米国(ANSI Z 535)、または中国国家規格(GB 5296.1-2012)などの規格要求に基づいて貴社の取扱説明書を診断します。 診断対象となるご希望の規格をご指定ください。 |
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報告 | 以下の診断結果レポート(PDF)をご提出します。 ・規格不適合箇所と不適合理由 ・改善ポイントの助⾔(取扱説明書への朱書き) 不適合箇所は共通項⽬ごとに3箇所程度の指摘となります。 |